権現の踊り子
町田 康
町田康の「
告白」が谷崎潤一郎賞なんぞをとったという話を新聞で読んで、結構面白そうじゃねいかい、と思ったのが運の付き、アマゾン様で検索するも、何故か手に入らないじゃあないか
書店に行けばいいのだが、このところ事務所で缶詰の生活が続いているものだから、書店にもいけぬ(T_T)
(これは少し前までの話です、今日見たらちゃんと購入できることが判明、もちろん注文します)
告白は手に入らぬが、最近町田康の本を読んでいないので、と思いアマゾン様から購入したのがこの「
権現の踊り子」であったというわけ。
2003年の作品。川端康成文学賞を受賞したということで購入したのだが、毎年毎年の芥川賞や直木賞作家の作品もチックしていないワタシが川端康成文学賞といわれてもピン!とこないのはしかたがあるめいな。
ワタシと町田康はほとんどおない歳、ワタシが大学生の頃、INUの「メシ喰うな」には衝撃を受けたどころかどっぷりそのセカイにはまった私は、デビュー作の「くっすん大黒」にはじまり「夫婦茶碗」「へらへらぼっちゃん」「つるつるの壷」「屈辱ポンチ」など芥川賞を受賞するまでの何冊かを発売と同時に買っては読み、買っては読みしていたのだが、近頃はちょっとご不沙汰してしまっていたのだった。
久々の町田康、ヤッホー!べらんめえ、今畜生、炬燵に達磨、権現様
かつて読んでいた作品よりずっと面白いじゃねいかい、こんちくしょう、
川端康成文学賞を受賞したという「権現の踊り子」はまあ置いといて、
「鶴の壺」「矢細君のストーン」「工夫の減さん」は、うん、昔の町田康の作品の短編集って感じだなあ、まあ情けない男たちの情けない話が、町田節ともいえる節回しで展開される、良いよ良いよコレ、って読んでたけどね
「ふくみ笑い」に関してはコレはSFじゃないか、こんな大それたことしていいの、町田さん、ええ、こら、いてもうたろうか、、と町田さんの故郷かどうかしらんんが天王寺界隈を闊歩するおっさんの真似してみたりして
「逆水戸」は笑ったというよりは面白かった、出だしから最後まで、、ちょっとすごい、、。「逆水戸」でしばらく笑い取れそう。読んでね、と進められますよ。
で、川端康成賞を受賞した「権現の踊り子」だけど、ラストはもっと盛り上がって欲しかったなあ、
こんなこと書いてると町田町蔵に殴られるかもしれない